武蔵小杉・元住吉で喘息で眠れない方へ
投稿者: 関野貴友 投稿日:
不眠症
喘息の発作で眠れない…
喘息をお持ちの方で、約40%が不眠症に対しても悩みを抱えているということが、アメリカの米国胸部疾患学会の雑誌にて掲載されました。
喘息+不眠を抱えている方は、不眠がない喘息患者さんよりも、生活の質が低下していたり、うつ傾向にあったり、収入の低さまでが見られるということが言われています。
喘息に加えて不眠を合併することで生活に影響が出る他、
喘息と不眠が同時に悪化していって負のループに入ってしまうということも考えられます。
喘息はお子様に多く、しかしながら成人になっても多いお悩みですので、
老若男女、しっかりとした対処をしていくことが必要です。
このコラムでは
・喘息の症状と原因
・喘息と不眠の関係性
・当院の喘息不眠の施術
についてまとめています。
喘息を理解する
喘息の正式名称は「気管支喘息」といい、
・アトピー性喘息(アレルギー性)
・非アトピー性喘息(非アレルギー性)
に分かれています。
多くの呼吸困難が起こる原因として考えられるのはアレルギー性で、自分の免疫機関が異常に
気道に作用して炎症を起こします。そうなると、気道が狭くなったり、気管支から分泌液が過剰に出ることによって呼吸が困難になります。
炎症が続くことで、気道の粘膜が過敏になり、多少の刺激でも咳や、痰、喘息発作、呼吸困難が起こってしまいます。
発作のきっかけは、
・季節の変わり目
・夜中から明け方にかけての時間
・寒冷刺激
・運動
・アルコール
・ストレス
など多岐にわたります。
喘息の種類はアレルギー性や非アレルギー性とありますが、
原因として考えられるのは自律神経の乱れが大きく関わってきます。
自律神経には交感神経と副交感神経が存在していますが、これらのバランスが乱れた時、
喘息の発作は強くなっていきます。
自律神経の観点から見た喘息の原因は2種で、
・交感神経機能に問題がある場合
・副交感神経機能に問題がある場合
です。
交感神経機能に問題がある場合
この喘息はアレルギー性のことが多く、炎症を抑えるホルモンのバランスが乱れているため、皮膚炎も合併していることがあります。
乾いた咳が出るという特徴があります。
また、体内の化学物質が溜まることによっても起こりやすく、便秘によって症状が増すことがあるため、そちらも改善していく必要があります。
副交感神経に問題がある場合
この喘息は副交感神経の機能がに問題が発生することで、気管支の炎症が増し、分泌液が増していきます。
副交感神経が過剰に働いている場合は気管支が狭まります。
副交感神経が優位になるのは夜ですから、このパターンは夜に発作が強くなり、寝ることが困難になってしまいます。
また交感神経が過剰になるときは分泌液が増えるため、
寝起きの副交感神経から交感神経に切り替わるタイミングでも発作が強くなります。
喘息と不眠の関係性
喘息は自律神経と深く関わっていることを説明いたしました。
睡眠も同様です。
睡眠は自律神経と密接な関係があり、夜間寝ているときは副交感神経が優位になり、交感神経は落ち着いている必要があります。
日中はその逆です。
その際、適度な神経のバランスが大切なのです。
例えば、副交感神経が異常に働いている場合、睡眠は深いものの喘息の発作は強くなります。
そのため、結果的に眠ることができず、それをきっかけに不眠になってしまうこともあります。
逆に交感神経が異常興奮していると、睡眠は浅くなり、気管支の分泌液は増えることになります。
自律神経が適度にバランスをとらない限りは、睡眠も喘息も悪い状態が継続してしまい、相互に悪影響を及ぼすことになります。
当院の喘息不眠に対する施術
当院は鍼治療とカイロプラクティックを複合して施術をしていきます。
カイロプラクティックでは骨盤や背骨の傾きやずれを矯正することで、中を通る自律神経の働きを正常に保つようにすることが目的としています。
例えば
副交感神経に問題がある場合は、
・骨盤
・頚椎の1番や後頭骨
をメインに施術をします。
交感神経に問題がある場合は
・胸椎
・腰椎
をメインに施術をしていくことになります。
正確な検査を通してどこに問題があるのかを見つけ、正確な施術を行います。
また、それに加えて鍼治療をおこないます。
鍼治療においては、体のより末端である腕や足に対して鍼をすることで、
カイロプラクティックで整った自律神経をより活性化させるようにしていきます。
お子様に対しては”刺さない鍼”を用いて施術をするため、安全面に問題はありません。
自律神経を整えることを目的としているため、
喘息と不眠に対して同時にアプローチが可能です。
喘息と不眠でお悩みの方は当院いぜひご相談くださいませ。
睡眠の質の低下・不眠・仮眠・中途覚醒など睡眠でお悩みの方はぜひご利用くださいませ
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