睡眠に関係するホルモン
睡眠に関係するホルモン
ホルモンバランスの乱れが不眠の原因?
ホルモンバランスの乱れ
が不眠の原因?
このようなお悩みはありませんか?
- 寝起きがつらい
- ストレスを常に感じている
- 睡眠の質が悪い気がする
- 寝つきが悪い
- ホルモンバランスが気になる
睡眠不足が続いていくと、体内時計が狂ったり、体の機能が低下してホルモンバランスが崩れていくケースがあります。
睡眠を取ることで体に良い影響を与えるホルモンが出たり、
逆にあるホルモンが足りないと寝起きが悪くなったり…というように
睡眠とホルモンは密接に関係があります。
睡眠に関わる代表的なホルモンをご紹介いたします!
成長ホルモン
入眠ホルモン/若返りホルモン
役割→小児:身体の成長、回復
大人:身体の回復、疲労回復、若返り
主に肝臓に働きかけ、骨や筋肉などの成長、回復に関わっています。
若返りホルモンと言われる所以は、肌にハリや潤いを与えるからです。
成長ホルモンは以下の図のうち、最初の深い睡眠の際にたくさん分泌されます。
成長ホルモンをたくさん分泌させるには、眠ってから最初の90分間をいかに質良くするかが
カギとなっております。
入眠を良くするポイントはいくつかあります。
・食事や入浴を寝る3時間前までに済ませる
(食事をしてからすぐに就寝すると成長ホルモンが分泌されにくくなると言われています。)
・スマホやテレビを就寝の1時間前には見ないようにする。
・スマホや電波時計など、電波を発するものを寝室に置かない
などを意識していく必要があります。
メラトニン
催眠ホルモン
寝る上で欠かせない大切なホルモンです。
脈拍や体温、血圧を通常よりも低くすることで、良い睡眠を得られるようにしていきます。
睡眠と覚醒(起きている時)のリズムを作ります。
メラトニンが分泌されるのは夕方ごろだと言われており、分泌されてから徐々に眠気がやってきます。
具体的に申し上げますと、
最初に太陽光が目に入ってからおよそ14時間後にメラトニンが分泌されるということが判明しています。
つまり、もし朝6時に朝日を浴びたとしたら、夜の8時ごろには分泌されて、眠気がだんだん来るということになります。
ちなみにメラトニン材料はセロトニンと呼ばれるホルモンです。
セロトニンは精神安定に必須なホルモンとなります。また、不足するとうつ病の原因になるとも言われています。
ですから、不眠と精神病は密接な関係があるのです。
そしてセロトニンを作る元はトリプトファンと呼ばれる必須アミノ酸(タンパク質)です。
トリプトファン→セロトニン→メラトニン
という順番で生成されていきます。
メラトニンが生成されるには時間がかかるので、夕食よりも朝食にトリプトファンを多く摂ることで効率よくできていくのです。
コルチゾール
起床準備ホルモン
身体を温めたり、臓器の働きを増加させる機能を持っているホルモンです。
覚醒の直前に大量に分泌されるホルモンです。
元々ストレスに対抗するためのホルモンとしてコルチゾールは存在しています。
起きることは、体にとってはストレス(強い負担)ですから、コルチゾールを大量に分泌
させることで、身体を起こしていきます。
コルチゾールの分泌は朝が最も高く、夜には低くなるという仕組みになっています。
睡眠中は血糖値が下がりますが、コルチゾールは血糖値を上げる作用があるので、朝にコルチゾールが一生懸命血糖値を上げてくれるのです。
先に、コルチゾールはストレスに対するホルモンだと書きました。
ですので、日中もストレスを感じる場合はコルチゾールを分泌します。
逆に言うと、
日中に強くストレスを感じ”続けてしまう”と、
コルチゾールが出続けることになりますので、早朝には出にくくなってしまうケースがあります。
これが朝起きにくくなることの要因です。
また、寝る前にコルチゾールが分泌され続けていると、血糖値がうまく下がらないので寝つきが悪くなることもあります。
コルチゾールは睡眠と覚醒にとても大切なホルモンなのです。
以上が睡眠に関係するホルモン一覧になります。
これらのホルモンの乱れが睡眠や覚醒を邪魔したり、逆に
睡眠不足が続くとホルモンの乱れが生まれてしまいます。
鍼治療やカイロプラクティックでは、コルチゾールを生成している臓器を整えたり、自律神経を整えてリラックスに向かうようにしていきます。
カイロプラクティックと鍼を取り入れることで、睡眠の質を下げる悪循環を止めてみませんか?
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