かゆみ
かゆみ
かゆくて眠れない
- 夜になるにつれてかゆみが増して眠れない
- かいた後の傷が痛くて眠れない
- ステロイドを徐々に減らしたい、無くしたい
- かゆみがつらくてどうにかしたい
- 手足がかゆくてむずむずする
「かゆい」という悩みは、何かと後回しにしていませんか?
痛みやコリは早急に対処しようと思っても、”かゆい”という悩み、感情は放っておけばなんとかなると思われがちです。
ですが、かゆみに追われなくなったことを思うと気がラクになりませんか。
ぜひ痒くてお困りの方には、ご自分の肌を労ってほしいです。
この記事では”かゆみと睡眠”についての内容です。
・痒みが起こるメカニズム
・睡眠とかゆみの関係
・当院の痒みの治療法
かゆみが起こるメカニズム
かゆみは大きく5つの種類に分けられます。
・乾燥によるかゆみ
・アレルギーによるかゆみ
・内臓由来によるかゆみ
・ストレス、自律神経の乱れによるかゆみ
・その他の理由(特殊な疾患や薬の副作用)
乾燥によるかゆみ
いちばん多く見られる痒みの原因は「乾燥」です。
皮膚はいちばん表面の部分は角質層というバリア機能があり、体内を守るために存在しています。また角質層は、体の潤いを外に逃さないようにしてくれる役割も持ちます。
角質層が
・紫外線
・体の洗い過ぎ
・衣類や寝具の摩擦
・皮膚をかく
などで傷ついてしまったり、ダメージを受けると、バリア機能は失われかつ潤いが逃げるため、乾燥してきます。
その結果、小さな傷ができている状態となります。
そうなると、皮膚の下を通る神経が過剰に反応してかゆみを感じやすくなるのです。
乾燥によるかゆみは、手足や顔などに出やすいとされています。
アレルギーによるかゆみ
アレルギーには
・じんましん
・花粉
・ダニ
・犬猫
・ハウスダスト
などがあり、アレルギー反応として痒みが起こります。
内臓由来によるかゆみ
内臓由来で痒みが起こることもあります。
全身に痒みがあって、
・筋力の低下やしびれがある場合は、神経にダメージがきている可能性があります。
・腹痛や黄疸(白目や皮膚が黄色くなる)時は肝臓や胆嚢の病気の可能性。
・喉が渇く、たくさん飲み物を飲む、たくさんトイレに行く、体重が急激に減少するということがあれば糖尿病の可能性
・ちくちくしたり、むずむずする感覚があれば、むずむず脚症候群など腎臓系で問題がある可能性
などが考えられます。
ストレス・自律神経の乱れによるかゆみ
ストレスが強くなったり、生活習慣が乱れて、睡眠時感が確保できなかったりすると、自律神経が乱れて痒みを感じることがあります。
自律神経の中でも交感神経(興奮状態や緊張している時)が働く時は、かゆみを引き起こすヒスタミンという物質が活発に出てきて、かゆくなってしまいます。
また、体温管理もうまくいかないため加増に血流が増し、痒みが起こることもあります。
その他のかゆみ
むずむず脚症候群は本来、足がむずむずしたり、ぴりぴりする病気ですが、それがかゆみだと認識してしまうパターンがあります。
またお薬による副作用のパターンもあります。
いままで挙げてきた例以外にも原因は隠れています。
睡眠とかゆみの関係
夜に寝る前に痒くなる原因は、寝る時の体のメカニズムにあります。
人間は日中~夕方は活動する時間なので体温は高くなります。
一方で夜になると寝るために体温はどんどん下がっていきます。
その状態で、布団に入ったり、暖かい寝具を纏うと下がった体温を上げることになるので、血流が増して痒みも増すということが起こります。
また、もし不眠を抱えていらっしゃる方は、寝る前に本来リラックスするために副交感神経が優位になるはずですが、交感神経が優位になり続けてしまって、眠れないということが起こります。
そうなると、眠れない上に、ヒスタミンというかゆみを引き起こす物質が出やすくなるため、かゆみが増していきます。
眠れないとかゆいの負のループに入ってしまいます。
当院の治療法
当院の治療は鍼とカイロプラクティックを合わせたものになります。
・乾燥によるかゆみ
→皮膚の乾燥しているところに鍼をすると、一時的に血流が増して痒みが起こることがありますは、鍼をした分、皮膚の再生が起こります。そうなるとかゆみも自然とラクになっていきます。
・アレルギーによるかゆみ
→アレルギーでは疾患によって変わっていきますが、アトピー性皮膚炎では、自分の力でステロイドが作れるように、副腎というステロイドを作る臓器を正常な働きに戻せるような鍼やカイロプラクティックを行います。背骨の調整と皮膚からの鍼灸アプローチで整えていきます。
・内臓由来によるかゆみ
→内臓由来の治療では、どの臓器か原因を特定して、その臓器に対して機能が正常になるように鍼灸とカイロプラクティックを用いていきます。
背骨の調整をして、神経の流れを良くすることで、内臓を活性化させたり、鍼灸を加えることでより効果的に臓器の疲れに対してアプローチしていきます。
・ストレス、自律神経の乱れによるかゆみ
自律神経の乱れによるものは、交感神経パターンか副交感神経パターンかを見分けて、鍼灸やカイロプラクティックでバランスを整えていきます。不眠とかゆみを併発する方は自律神経の問題が主に考えられます。
このように一概に「これが原因だから治しましょう!」とは言い切れませんが、
睡眠を邪魔するかゆみの原因と突き止め、施術をすることを当院はお約束いたします。
ぜひご相談くださいませ。
睡眠の質の低下・不眠・仮眠・中途覚醒など睡眠でお悩みの方はぜひご利用くださいませ
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”NEOCHI”