金縛り
金縛りと不眠
金縛りで起きれない
このような経験はありませんか?
- 目が覚めても体が動かない
- 声を出したくても出せない
- 起きる時に耳鳴りがする
- 目を開くことができなくなった
- 息苦しさを感じるようになった
- 幽体離脱?のように感じた
- 誰かに触れられているような
誰かに見られているような気がする
金縛りは一生のうちに1回経験している方が全国で30~40%いらっしゃるそうです。
そもそも金縛りとは通称名で、本来は”反復性孤発性睡眠麻痺”という名前がついています。
簡単に言うと「睡眠麻痺」です。
このコラムでは
・金縛りとは
・金縛りの原因
・金縛りに対する当院の施術方法
についてまとめています。
金縛りとは
金縛りとは、寝つきのタイミングや、起床時に、数秒から数分間の間に手足や頭、胴体などが、自分の意思をとは裏腹に、自由に動かせなくなってしまう現象のことを指します。
「動きたいのに動けない」というのは、とても強い不安を感じやすく、苦痛を生じます。
それをきっかけに眠ることが怖くなり、次第に不眠症になってしまったり、
「誰かに見られている」、「誰かに押さえつけられている」などのような幻覚を伴うことがあります。
そもそも睡眠は2種類で構成されています。
・ノンレム睡眠→深い睡眠で脳は休んでいて体は動ける状態
・レム睡眠→浅い睡眠で脳は起きていて体が休んでいる状態
金縛りはレム睡眠の時に起こりやすいと言われています。
金縛りの原因
金縛りは先にも書いたようにレム睡眠の際によく起こります。
レム睡眠中は、脳の意識は割と保たれている状態ではあるものの、体は休息状態なので動くことが難しいです。またレム睡眠は脳が働くため、夢を見やすいタイミングとも言われています。
つまり
・脳が起きて体が休まる=意識はあるけれど動けない”金縛り”状態になる
・脳は起きているが呼吸に使う筋肉も意識的に動かせない=”息苦しい状態”
・夢を見ているが体は動かせない=誰かに押さえつけられたり見られているような感覚になる
・まぶたを開ける筋肉も動かせない=目も開けられない
というような原理で金縛りは発生します。
金縛りの際に見ている風景や感じていることはほとんどが夢の中の出来事というわけです。
またノンレム睡眠からレム睡眠に切り替わるタイミングでは、脳の中の扁桃体という部分が働くと言われています。
扁桃体は主に感情のコントロールをする場所であり、金縛りの際に恐怖を感じやすいのは、この扁桃体が関与しているからではないかと言われています。
レム睡眠が多くなる=金縛りになる確率が上がる
と言えます。
レム睡眠が多くなる特徴は以下の通りです。
生活習慣の乱れによる睡眠の質の低下
→朝日を浴びることがない、スマホを寝る直前に見る、食事の時間がバラバラなど生活習慣の周期が乱れていたりするとレム睡眠が増えていきます。
睡眠の質とはノンレム睡眠の多さに依存します。要はどれだけ脳を回復させることができるかが重要です。
運動不足(日中の活動の具合)
→睡眠の質は日中の運動量、活動量が多ければ多いほど良くなりやすいです。
例えば日中に全力で運動をした日の眠りは深く良いものになりやすいです。
日中に仕事の関係でどうしても座ることが多かったり、運動ができないとレム睡眠が
増えやすくなってしまいます。
精神的ストレス
→精神的にストレスが多いとレム睡眠が増えやすく、潜在的に嫌なことが頭に刻まれているので、
いわゆる悪夢を見やすくなります。また、明日になるのがつらいという気持ちが強いと、
寝つきがどんどん悪くなり、ノンレム睡眠が少なくなってしまいます。
・睡眠に関係する病気を持っている
→ナルコレプシーや睡眠時無呼吸症候群などの病気をお持ちだと、自ずと睡眠の質は低下し、
金縛りに合う可能性が高くなります。
当院の金縛りの治療法
当院は鍼治療をカイロプラクティックを用いて、睡眠の質を向上させることを目的としています。
特に睡眠に重要とされる自律神経のコントロールに重きを置いています。
鍼灸治療では、神経が働くために重要な血液の循環をより良くすることで、金縛りの予防をしていきます。また精神的なストレスに対しても鍼灸でアプローチをすることで、安定を目指します。
またカイロプラクティックでは神経の通り道である背骨の調整を目的とします。
特に睡眠に必要な副交感神経は骨盤や首の骨を通っており、そこに歪みやずれ、傾きがあると睡眠の質が低下しやすいです。
ストレートネックや反り腰などでは、まさに睡眠の質が低下することもあります。
鍼灸とカイロプラクティックを併用することで睡眠の質を向上させ、金縛りの予防をしてまいりますので、お悩みの方はぜひご相談ください。
睡眠の質の低下・不眠・仮眠・中途覚醒など睡眠でお悩みの方はぜひご利用くださいませ
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