パーキンソン病と睡眠

当院では鍼治療とカイロプラクティックを組み合わせた治療おこないます。

パーキンソン病ではドーパミンが出にくいことがわかっており、それは脳の機能低下から起こることがわかっています。

カイロプラクティックでは、背骨のずれや傾き、ねじれを取り除くことを目的としています。

そうなることで、中を通る神経の圧迫を取り除き、脊髄と脳の連合性を高めます。

また、中でも一番上の頚椎のずれが起こると、脳（脳幹）に直接影響が出て、パーキンソン病を助長させてしまいます。

そのずれを、カイロプラクティックによって取り除くことで、脳の機能を正常に戻すと同様に、副交感神経を優位に働かせることを目指せるのです。

鍼治療においては、胸鎖乳突筋と呼ばれる首の横にある筋肉に対しておもにアプローチします。

首にある”天窓”や”天牖”というツボは、脳に光や酸素を届ける窓という意味合いでつけられたツボです。

実際パーキンソン病をお持ちの方は、この胸鎖乳突筋の硬さが凄まじく、それを取り除かないことには症状の緩和は目指せません。

当院ではそのツボを主に使いながら、自律神経を整える鍼や灸をすることで、

パーキンソン病の症状の緩和、そして睡眠の質の向上を図ります。